背包41を出て10時10分の各駅停車に乗った。
目指すは後壁(ホウビー)駅
そして白河、三間暦のセブンイレブンに行く。
蘇さんに会えないにしても何かしらの手掛かりは得たい。
ホントそれだけの為に寄る
後壁の駅に着き、台湾号を組み立てた。
ここから172甲線を白河へそして165線を北上した三間暦の5差路に蘇さんが働いていたセブンイレブンはある。
去年の12月この辺を走った時とは違いあたり一面の蓮の花でお浄土のよう。
普段なら立ち止まって撮影する風景なのだがそれどころではない。
三間暦のセブンイレブンは去年と同じ場所にあった。
自転車を止めて店に入った。
カウンターに蘇さんはいなかった。
でもコピー機をいじっている店員の顔は見覚えがあった。
ゲバラは彼に言った。
「去年の12月、2匹の子犬を連れてきた日本人ですが覚えてますか?」
店員は大きく首を縦にふった。興奮している。
そしてカウンターにいるもう一人を指さした。
蘇哲儀さんだ!!
少し太って眼鏡をしてたので分からなかったのだ!
蘇さんを探しに来たのに気づかないなんて・・
やらせなしでやるとこんなもんなんだろうか・・
ゲバラは母を求めて3000里の旅には出ないほうがよい。
蘇さんとはいろいろ話をした。
次会うときは必ず犬達に会わせると約束してくれた。
蘇さんと別れセブンを後にした。
ゲバラ不覚にも泣いてしまった。
蘇さん お願いだからメールチェックしてね・・
そのまま165線を北上し嘉儀に入った。
去年もお世話になった嘉儀駅前、蘭井街の安蘭居国際青年館(通称アンジェラホテル)に泊まる事に。
部屋も寝床も去年と同じ場所だった。
半年ぶりの嘉儀、宿のスタッフが「実はこの辺日本人の建てた家がそのまま残っているんですよ」と話していたので散策すると あるあるある 終戦前だから築70年以上の日本家屋が点在している。 これは凄い。
日本ではもう見ることができない日本家屋が嘉儀にあるなんて・・・
感動したっ!
ピータン豆腐と牡蠣のオムレツで一杯どころか何杯もやった。
〆は言わずもがな嘉儀にきたらこれ 雞肉飯。
酔うほどに蘇さんと再会できた事が夢ではないかと思った。
ほんと出来過ぎ。