11月29日
8時起床。
昨晩の宴が効いている。 体が重い。
二日酔いというありがたくない宴のオマケだ。
いつもお世話になっているチャリ屋で愛車の謝謝台湾号を借り受け出発したのは12時半、予定を2時間オーバーしている。
新竹までは昨年通った海岸線ではなく今回は河沿いのサイクリングロードを選択。
40キロ走って鶯歌イングーという街に到着。
これでもかと陶器屋が立ち並ぶ。
鶯歌は陶器の街だ。
ここ鶯歌で輪行(自転車を分解して電車に乗る事)する事にした。
どうしても19時までに新竹に着く必要があったのです。
そう昨年見た 新竹の女(ひと)
立ちんぼの街頭娼婦のくせに清潔感のあった新竹の女
今回もしあの場所で会えたなら食事に誘って悩みでも聞いてやろうと妄想で頭がおかしくなっていたのです。
女がゲバラを待っている。 悲しい時はオレの胸で泣け。 今行くから待ってろ。
新竹に着いたのは18時。 鶯歌から電車を使わなければ21時は過ぎていたはず。
楽をした分、自分に試練を与えた。
それは泊まる宿。
今年もあの新南旅社に泊まります。
新南旅社 それは新竹にあるこの世の果て
客はいない。 野良犬が徘徊する。 そしてシーツは洗わない。
今年も新南に行って確定した事、それはここの母娘は人間失格だ。
彼女らを誰も注意しなくなってから久しく
新南の母娘は馬鹿の王道 ど真ん中をまっしぐらに歩んでしまった。
馬鹿の有形文化財それが新南旅社。
203の鍵を受取り、これが3階にあるのだけど、この辺もかなりおかしい・・
部屋を開けるとニコチンとアンモニアとカビ臭の三つ巴戦。
シャワー室は崩壊。 シーツには血痕。
見せないと信じてもらえないでしょう。
それがこれ! これが新南旅社!
この同じ地球。 台湾の新竹の中南街に現存する 新南旅社
その事実を確認しに来るがよい大和漢よ
さて、ゴミ箱から出て昨年新竹の女に会ったあの交差点に向った。
すると女達はいた。 間違いなく大同路×文昌街の交差点は淫売女性の待機所だ。
しかし去年見た新竹の女はいませんでした。
寂しいようなホッとしたような・・
仕方なく昨年と同じ客家湯圓に行って豚耳で白酒を流し込む。
シラフで新南旅社には泊まれない。