初海外 菖太郎の自転車台湾縦断
(第五回謝謝台湾自転車縦断)台北→鶯歌→台中→鹿港→嘉義→台南→高雄
「東日本大震災の時、台湾から頂いた多大な支援、そのお礼をしながら自転車で台湾を縦断する」
と高尚な目的を掲げつつ、実際はかなり酒臭い。
それが謝謝台湾岩手隊です。
第五回となる今回は同行者がいます。
小原菖太郎 22歳 駒沢大4年
初海外でいきなり自転車台湾縦断
見る物 食べる物 違う言語 その全てが初体験
動画はこちら⇒菖太郎の自転車台湾縦断
2018.12.10~12.20
走行者 小原菖太郎22歳 銭ゲバラ42歳
10時過ぎに起きた。
昨日の酒が少し残る中、機内持ち込み制限ギリギリに荷物をまとめ盛岡駅に向った。
そして東家駅前店でカツ丼と期間限定の牡蠣玉子丼を食べ贅沢をした。
これで飛行機が墜落しても後悔は無い。
ゲバラと菖太郎を乗せた飛行機は19時40分仙台空港を離陸し23時台湾桃園空港に着陸します。
いわゆる深夜便で敬遠されがちですが信じられない位 安い。
ゲバラのチケットは仙台~台湾往復15000円、菖太郎のチケットは34000円。
菖太郎のチケットが高いのは彼特有の事情があります。
それは初海外の彼はパスポートを持っておらずフライト直前にチケットを買ったからです。
この愛すべきスーパーズッコケ野郎の菖太郎先生は出入国手続きや最低限の台湾語も空っぽなくせに「魯肉飯が食べたい 小籠包も食べたい」とそんなことばかり呟く。
これから君は自転車で台湾を縦断するのだ 分かっているのか?!
我々を載せたタイガーエア225便は定刻通り台湾に到着。
シャトルバスで台北駅まで行き、初日の宿「Jongの家(HF2)」に着いたのは0時30分。
菖太郎に長旅の疲れはなく「探検がしたい」と言うので近くの歓楽街にある水餃子屋に連れて行った。
酒を飲みながら うまい うまい を連発する菖太郎
そう言えばゲバラも20年前の初海外ではこんな感じだった。
今の彼の気持ちは今のオレには想像しかできないけど・・
間違いなく言えるのは小原菖太郎22歳は明日から様々な 人生初 を経験をする。
我々は7時には起きていた。
今回の旅も非常にタイトなスケジュールです。
この日も午前中に朝飯、郵送物手配、simカード交換、両替、そしてMRTで淡水まで行って自転車を受け取らなければならない。
朝飯は華陰街のどん詰まりにある大稻埕米粉湯へ。
店の主人はこの界隈では有名な方で丁寧な仕事に定評がある。
春雨スープとお粥を2人で分けて食べ朝から幸せになった。
端麗な豚の臓物スープ 美味し。
11時 我々はMRTで淡水に向った。
菖太郎は座席に座るなり爆睡した。
わんぱくでもいい 逞しく育ってほしい。
今回から自転車を用意するスポンサーが変わった。
これまでの蛙珈琲から楽奇単車へ、それは蛙珈琲が自転車サービスをやめてしまった事と今回はどうしてもGIANTの自転車を手配する必要があったからです。
ゲバラ車はGIANTが世界に誇るEscape-R3 菖太郎車は質実剛健なSNAP
この2台を用意してもらった。
ありがとう楽奇単車!
我々はその自転車で台北市内に戻り、この日お世話になるFlip Flop Hostelに投宿
台北駅付近で500元(1800円)で泊まれるこの宿はありがたい。
夜は宿から近い寧夏夜市へ 当然菖太郎は興奮している。
夜市に入ってから「なんだこれ」 「スゲー」しか言わなくなった。
我々は適当な店に入り適当なつまみを頼み大量の酒を飲んだ。
何かとオレを不安にさせる菖太郎だが酒はかなりイケル
22歳で白酒をグイグイ飲む奴なんて見た事が無い。
さて明日から自転車で縦断開始。
つづくNext